『敵』吉田大八

一軒の日本家屋──そんな静かなショットから始まる。家主・渡辺儀助は、元大学教授の一人暮らし。朝起きて顔を洗い、身支度を整え、米を研ぎ、魚を焼き、ひとり黙々と食事を済ませる。食器を洗い、コーヒー豆を挽き、買い物へ。衣・食・住に至るまで、70歳を超えたとは思えない“キチンとした”暮らしぶりだ。

オールタイム・ベスト映画

(2025年現在) 『おはよう』(1959)小津安二郎『最高殊勲夫人』(1959)増村保造『こわれゆく女』(1974)ジョン・カサヴェテス『マンディンゴ』(1975)リチャード・フライシャー『ガントレット』(1977)クリント・イーストウッド『牯嶺街少年殺人事件』(1991)エドワード・ヤン『ア・フュー・グッドメン』(...